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忘却の第10号「延暦寺」 [古寺を巡る]

いや、延暦寺が忘れ去られているわけではなく、
俺がこのシリーズを忘れていただけのことである。

第10号は延暦寺。
天台宗の開祖=最澄さんのお寺です。

俺は延暦寺には行ったことがないのだが、
最澄さんゆかりのとある場所に非常に感動したことがある。

最澄さんが唐から帰国した後、立ち寄った福岡のとある場所にお寺を開いたおり、
最澄さんが灯したという法火を絶やすことなく現在まで守り続けている家があるのだ。

それが本当に最澄さんが灯したものかどうか、
実は諸説あるようなのだが、それが本物かどうかということよりも、
それを1200年もの間、絶やさずに守り続けている、というところに
人の営みの凄さを感じずにはいられない。

一日たりとも留守に出来ないのだよ。
「今度の休みはハワイにでも」なんてありえないのだよ。

是非機会があれば、横大路家(千年家)を訪れて下さい。
俺はその家に向かう道を歩きながら、恥ずかしながら涙が出そうでした。
穏やかで優しくて暖かくて、それでいて背筋がピンと伸びるような
緊張感に包まれた不思議な場所でありました。


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興奮の第5号「興福寺」 [古寺を巡る]

また奈良に戻ってきました。「興福寺」です。
なにが興奮かって、このお寺の彫刻の数々は傑作ぞろいなのであります。
ページをめくるたびにウハウハするわけです。

表紙は歴史の教科書(史料集)でおなじみの「阿修羅像」。
この表紙だけで白いご飯3杯食えます。

阿修羅はもともと帝釈天と戦う鬼だったため、凄い形相の彫像が多いのだが、
どうでしょう、この理性と知性に溢れた表情。傑作です。

それから、山田寺の仏頭というのがありまして、
頭の部分しか残ってない仏像なのだが、実に穏やかで優しげな顔なのです。
これまた傑作。

なにより好きなのは世親菩薩立像です。鎌倉時代の天才「運慶」の作なのだが、
もう、このお姿を見たら向こう3ヶ月くらいは悪いこと出来ません。

あとは非常にユーモラスな龍燈鬼立像。これも実に素晴らしい作品です。

この「興福寺」の号だけは、「一家に一冊」どころではなく、
「一人一冊」くらいの勢いで強くお薦めします。


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漂泊の第4号「中尊寺」 [古寺を巡る]

いきなり岩手に飛んだ。
「中尊寺」である。

随分昔、俺がまだ「アナウンス室」なんてところに所属していた頃、
朗読会なんていうイベントが催されたことがあった。

俺は寸劇風の朗読芝居(?)「奥の細道」の脚本を書くために
平泉に取材旅行に出掛けた。

このときばかりは「仏像」よりも、
初めて義経最期の地を見ることが出来ることに心が躍った。

高館の坂道で、騎乗の義経が何度も見えたような気がした。
義経堂前から北上川や衣川を見て、マジで涙が溢れそうになった。

「奥の細道」での芭蕉にシンクロすべく、かなりの距離を歩いた。

残念ながらその時のデジカメ写真も、脚本も、朗読会のDVDも
どこかにいってしまった。

しかし、金色堂の華やかさと気高さと、そして儚さはしっかりと
脳裏に焼き付いているのであった。

夏草や兵どもが夢のあと


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至福の第3号「東寺」 [古寺を巡る]

舞台は「法隆寺」「東大寺」の奈良から京都へと移りました。

京都に行くと否応無しに目に飛び込んでくるのが
東寺の五重塔であります。

東寺は真言宗のお寺であります。そして我が家も真言宗なのであります。
それほど熱心な真言宗徒ではないものの、
俺だって普通に「南無大師遍照金剛」と唱え、
真言九字の印くらい結べます。

真言宗は大日如来と弘法大師(空海)を崇めるのだが、
俺の生まれ年の守護仏がまた大日如来である。

大日如来はすなわち太陽であり、曼荼羅世界の中心であり、
この寺の大日如来像も実に神々しい姿をしていらっしゃるのだが、、、

むしろ東寺では五大明王の像をお薦めしたい。

俺はもちろん広隆寺の弥勒とか法隆寺の百済観音など、
穏やかで涼やかな像も好きなのだが、
密教ならでは荒々しく猛々しい明王像に異常に血が騒ぐ。

先祖代々脈々と受け継がれてきた真言宗徒としての血が騒ぐんだろうな。


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魅惑の第2号「東大寺」 [古寺を巡る]

創刊号の「法隆寺」に続く第2号は「東大寺」だ。
「奈良の大仏様」の東大寺ね。

奈良の大仏と言うと、大仏殿の昭和大修理の落成記念イベントである
さだまさしさんの奉納コンサートを思い浮かべる。
いや、実際に行ったわけでもなく、映像を見たこともないのだが、
あの風景の中で、「まほろば」が響き渡る様を想像するだけでも
ワナワナと震え、涙がこぼれそうになる。

奈良の大仏というのは、修学旅行などで
「なんでこんなもの見に来なきゃならんのだ!」
などと思われた方もいらっしゃいましょうが、
あれはもう、なんてったって「世界初の偉業」ですよ。

また、大仏を守護する南大門の金剛力士像や法華堂の四天王像など、
日本の宝のオンパレードであり、俺はもううはうはが止まらないのだ。
(俺は四天王像の足下で踏んづけられてる邪鬼にも惹かれる)

そして「夢供養」というアルバムに収録されている「まほろば」という
さださんの曲も、俺にしてみれば「人類が作り出した最高の歌曲」
なのである。


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ついにきたか、この雑誌! [古寺を巡る]

たまに新聞広告で心ときめく内容のものを見つけますね。
今日のこれがまさに「ときめき」でありました。

小学館から創刊された「古寺を巡る」。
さっそく全号予約。

俺はね、仏像フェチなのですよ。
中学の頃から広隆寺の弥勒菩薩見ては「萌え〜」だったわけですよ。

上野で「奈良・京都の仏像展」なんてやろうものなら
「萌え萌え〜」なのですよ。

古い神社仏閣や歴史大好きで仏像フェチときたらこりゃもう
買うしかないわけですよ。

創刊号は「法隆寺」。
実に王道の選択で「ありがち」といえば「ありがち」であるが、
じゃあ他に創刊号にふさわしい寺があるか!?といえばないのだ。

スチール弦のアコギ雑誌の創刊号で「マーチン」を特集するのと
同じくらいの唯一無二の選択である。

うお〜、釈迦三尊像!!百済観音菩薩!!弥勒菩薩半跏思惟像!!
盧舎那仏像!!十一面観音!!早く読みてぇ!!!!!!!


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